いつも大変お世話になっております。Xi籐です。
まずは、前回までのあらすじを三行で
・ちょっとマジ老後の年金制度に対する不安感が拭えない
・※日本の標準的なアラフォー世代
・僕らの未来マジヤバ
以上です。伝わりましたか?ましたよね???
さて、本日は前回不安を煽るだけ煽っておいて対抗策を提示もせず
よくわからない日記を挟んでしまったことをまずお詫び申し上げます。
大変申し訳ありませんでした。
では、「続きを読む」から本編へどうぞ。
(「続きを読む」をどうやってつけるのかが最近ようやくわかりまして、
「やった!これや!!これで僕も一流プロブロガーや!!」と
嬉しくなってしまい過去の記事にも改めて配置し直しました。)
結論から言います。
「国は助けてくれないので自分で準備をしましょう」
です。
(※国庫からの年金制度への負担金はきちんとあります。ただしそもそも元は税金なので、社会保険として給与から引かれるか、源泉税として引かれるかの違いでしかないですよね。)
では準備できるものとしてどんなものがあるかというと考えた時、
最も多数の方が利用できる制度はこの2つかなと僕は思いました。
- 生命保険
- 個人型確定拠出年金
そもそもこういった公的年金を補完する為の「私的年金」と呼ばれるもの中には、他にも年金基金や企業年金もあるのですが、誰もが利用できるものではないので省いています。企業型の確定拠出年金も同じ。
では本日は①の生命保険について考えてみましょう。
・生命保険の活用
生命保険でも将来に向けた資産形成を図ることができます。
具体的な商品名で言うと大別して次の二つになります。
①個人年金保険
(※頑張ってエクセルで図を書きました!!ちなみに年齢はアラサ-です!!)
個人年金保険は名前がとてもわかりやすいですよね。
その名の通り、公的年金を補てんする目的で個人が加入する、民間の保険会社が販売している年金保険です。
契約時に定めた年齢から(上の図で言うと「払込満了」)一定期間、毎年一定額の年金が受け取れる貯蓄型
の保険の事を指します。受け取り方の選択肢として上の図の3種があります。(有期・終身・確定)
また個人年金保険に加入した場合、年末調整又は確定申告時に、生命保険料控除(所得控除)を受ける
ことができ、税金が安くなります。
(年間8万円超の保険料支払いで上限4万円までの控除)
参考:表1
※右上の「新個人年金保険料控除」の部分ですね!
基本的に個人年金保険は、加入年齢、払込満了日、年金の受け取り方によって金額は変動しますが、
無理なく設計すれば、掛けた保険料の100%以上の年金が受け取れる仕組みになっています。
②終身保険
終身という言葉は先ほども出てきましたが、「一生涯」という意味です。
つまり、一生涯保障が続く保険ということになります。
この終身保険、死亡の保障も一生涯続きますが、実は貯蓄も兼ねた保険になっています。
保険を解約した時に貰えるお金を「解約返戻金」と呼びますが、
この解約返戻金として受け取るお金を老後の生活資金に充てる為に加入することになります。
また、この商品も加入すれば生命保険料控除が受けられます。(表1「新生命保険料控除」)
商品の特徴として、基本的には 解約返戻金< 死亡保険金となり、支払保険料> 死亡保険金です。
つまり、貯蓄型と言っても。減ります。ワロタ。
何故そんな事になるかと言うと、これは①の個人年金保険にも言えることなのでですが、
2017年4月の保険料率の改定により、主に資産形成向け商品の保険料が大幅に値上げされました。
解約返戻金が変わらず保険料が上がるということは、要するに解約返戻率(=戻ってくる金額の料率)が
下がるということです。
返戻率の低下により、現在ではほとんど資産形成の旨みがない商品となってしまいました。
時すでにお寿司。
※すべってません。
ただし、前述の通り生命保険料控除の税務的なメリットがありますし、
預金残高が100万を超えると自動的に毎週10万ずつお馬さんの徒競走にお金をつっこんでしまうという
鋼鉄の意志をお持ちの方にとってはいい手段と言えるでしょう。
保険の解約って預金を下ろすよりは面倒なので。
ただ、現在では通常、終身保険は相続税対策で加入するもので、資産形成目的で終身保険に入る人はほぼいません。
=使える。だけで使う人はいない。という奴ですね^^ ハハッ^^
大変申し訳ありませんでした。いつもお世話になっております。
とりあえずここでは、生命保険で自己防衛を考えた時、民間の保険会社の「個人年金保険」という
選択肢があるんだな、と認識して頂ければOKです。
次回は個人型の確定拠出年金(イデコ)についてさっくり説明していきたいと思います。
(※元ソフトバンクのファーストの画像を使う気満々だったんですが、人のアレを勝手に使うと怒られると学んだので、使わないことになりました。すべらずに済んでよかったと思っています。)