---「お父さんのためのワイドショー講座」の、まあ、次くらいにはお父さんの事を考えている当番組、「ひとしきりDo it!」のお時間が今週もやって参りました。
さてはて、今週のゲストは、今年8月メジャーデビューを果たし、メジャー1stシングル、「誘惑のオレタチ.」が売上80万枚を記録した、今最もメジャーシーンの注目を集めているバンド、「エンドオブ教祖」のボーカル、TAKASIさんにお越しいただきました!
T「どうも、よろしくお願いします。」
★ひとしきりDo iT!★
---本日はお忙しい中、お時間を頂きましてありがとうございます! オシャレで有名なTAKASIさん、今日も素敵な格好をされていますね!
青い短パンが海を連想させる感じで!
T「そうですね。『短パンは青』っていうのは、インディーズの頃からのポリシーっていうか、オレだけのスタンダードっていうか、比喩的な言い方をすれば、ポリシーです。」
---なるほどー。”確固たる信念”みたいな感じですか。
T「それとは全く別の話です」
---失礼しました(笑)この番組は生放送ですので、なにかがハミ出すのにだけ気をつけて頂ければと思います。
T「いつだって大人達には逆らい続けて来たんで、その点だけは大丈夫です。」
---??? えー、ハイ、えーと、そうだ!
8月にリリースした「誘惑のオレタチ.」が80万枚の売上という事で!そのあたり、実感はありますか?
T「実感とかはまだ全然ないですね。あ、間違った。ないどすえ。まあ、ベタですけど。」
---は? ・・あ、えーと、あ、あの曲は一体どういったイメージというか、世界観を元に作られたものなんですかね?
T「そうですねー・・・。まあ、ヒトコトで言うと、『自分の指をふと見た時に、結構指毛って生えるもんだな……と淡い感傷を抱く』って感じですかねー。あ、もちろん混沌的な意味で。」
---はあ・・・。そうですか・・・。ち、ちなみに「オレタチ」の後についている「.」には何か意味が??
T「あ、アレはほくろです。まぁベタですけど。」
---あーなるほどですねー。
では前置きはここまでにしてTAKASIさん、当番組では、ゲストが視聴者から寄せられた質問に矢継ぎ早に答えていくという高速Q&A方式が大人気コーナーなのですが、当番組をご覧になった事はございますか?
T「はい、いつも仕事に行く前に拝見させて頂いています。」
---TAKASIさん。嘘はいけません。
当番組は、毎週金曜日夜10時の週1度しかON AIRされていません。そんなめざましテレビ的な位置づけの番組ではありません。では、ご覧になった事がないという事になりますね?
T「いえ、めざましテレビは欠かさず見てますね。カトパンが結構好きなんで」
--ーそうですか。ではお時間もあまりありませんので、早速質問の方に移らさせて頂いて宜しいですか?
T「違いますよ。カトパンが好きっていっても、本当に『結構』好きくらいで、愛してるとかそういった次元の話じゃないですよ。ホント。言い訳とかじゃなく。最悪向こうから来てくれるなら受け入れるけど、くらいな感じで。」
---ハイ、わかりました。では、早速第1問!!
★高速Q&Aコーナー★
ーーーP.N.「怖いくらいのI LOVE YOU」さんから頂きました。『TAKASIさんのシは何故、SHIではなくSIなんですか?』お答えお願いします!」
T「”オマエに安らかな死を”のSIです。」
---ええーっ!!!!?
T「あ、誤解しないで下さい。オマエっていうのはその「怖いくらいのI LOVE YOU」さんの事です。
---いやなんで悪い方に誤解を解くんだよ!!オマエ部分は曖昧でよかったろ!!!しかも、全然スペルの説明になってないじゃないですか!!
T「そうです。今の腐った資本主義社会にはそれぐらいの暴力がちょうどいいんですよ。フフッ」
---・・・なるほど。オッケーです。次に行きましょうか。
それでは第2問!!!P.N.「きっとGOOD NIGHT」さんからの質問!
『バンド結成のいきさつを教えて下さい』との事です!これはファンの方なら気になるところですね!」
T「そうですねぇ。えーと、まずウチのギターのSYUNと、ドラムのJINが元々違うバンドを組んでいて、彼らのバンドが解散した直ぐ後くらいに僕が彼らに声をかけられて…。えーそれで大体1年ぐらい3人で活動してたんですが、最後にベース(笑)のヒロミがなんやかんやで加入して…って感じですかね」
---ちょっと待ってください。なんか今ベースだけ(笑)がついてませんでした?
T「あ、(爆)とかの方がよかったですか?まあ、ベタですけど。」
---いえ、いいとか悪いとかではないんですが・・・、しかもヒロミさんの加入だけなんか曖昧な感じでご紹介されていましたが・・・?
T「いや、なんかいつのまにか居たんで。」
---ほ、ほう。。な、なかなかアグレッシブな精神性をお持ちですね。ヒロミさんは他のお二人の以前からのお知り合いとかでもないんですか?
T「そうですね。僕は彼の本名も知らないので。ヒロミっていう名前も僕が勝手に付けました。」
---ええー!それ、イメージ悪いですよ!?仲悪いバンドみたいで!!無茶苦茶言うなぁ!!……ところで、その、なんでヒロミなんですか?
T「あの、ウチのメンバー呼び捨てにするのやめてもらえます?」
---あーーー!イライラスルーー!!!次行きます!!第3問!!P.N.「ダイナマイトエンペラー」さんからの質問で s
T「だっせーペンネームですね」
---うるさい!どっちかと言うと前二人の方がダサかったろ!! 『新曲の聴き所を教えて下さい』!!はい!どうぞ!!
T「新曲は…そうですねー。一番の聴き所は、僕が歌ってないって所ですかね」
---じゃあオマエ何してんだよ!!!
T「聖なる抑揚に当てられた果実は永遠にその証明を得ることは叶わない。例え奇妙な懺悔にその身を沈めても、我らの祈りに微かな希望すら差し込むことはないだろう。優雅な負の旋律に彩られた破壊の女神達は決してお前を許しはしない。お前だけは決して。許しはしないだろう。煉獄の炎に灼かれ、絶対零度のコキュートスの中でその生涯を終えるがいい・・!!!!」
---えええええええええぇぇ!?な、なにこいつ怖ええぇぇぇー!?
T「ハハッ。おや、丁度時間の様ですね。ではこの辺でお開きにしましょうか。楽しかったですよ。」
---に、二度と来るな!!もう帰れ帰れ!!!
T「おやおや。フフッ。ああ、因みにですが、「お前を許しはしない。」の「お前」とは、先ほどの「怖いくらいのI LOVE YOU」さんの事です。」
---だからそこ お前部分は曖昧でよかったろ!!!!
(暗転)
『この番組はゴランノスポンサーの提供でお送り致しました。』