米津玄師ビギナーのみなさん、お集まり頂きありがとうございます。
この記事では、「米津玄師(よねづけんし)って最近よく聞くけど、誰?」という方向けに、米津玄師の「これ聴いておけば、ある程度知ったフリできる曲」をランキング形式で紹介します!
もちろん「米津玄師の楽曲のクオリティが高すぎる」というのが前提ですので、ビギナーだけでなく、万人におすすめできる曲を厳選しました!
※ちなみに筆者はもちろん米津玄師ビギナーです!!
米津玄師の圧倒的人気曲をランキング形式で紹介!!
1位 アイネクライネ
今 痛いくらい幸せな思い出が いつか来るお別れを育てて歩く
おそらく知名度だけで言うと「lemon」の方が高そうだけど、なにせ今回の趣旨は「知ったフリできる」ことなので、少しだけ昔の曲の方が具合がいい。
という(半分)冗談はさておき、この楽曲。曲、歌詞、MV、全てが最高クオリティの名作です。
人生を悲観的に考えている少女の「本当に愛する人に出会えた喜び」が、叙情的に表現されています。
また、この曲の特にAメロの素晴らしさは、J-POP全ての楽曲の中でも1番なんじゃないかと、個人的に思っています。
2位 lemon
夢ならばどれほどよかったでしょう 未だにあなたのことを夢に見る
2018年1月から放送されたテレビドラマ「アンナチュラル」の主題歌タイアップとなったこの曲。
ドラマと歌詞の内容がリンクし、なおかつ、ドラマの演出上でも本当にいいところで流れるので、多くの視聴者の反響を呼びました。
1位「アイネクライネ」と同様に、Aメロの素晴らしさがとにかく際立っていて、何度も聞き返したくなる曲です。
小節の間に挟まる「ウェッ」も発売当時話題に。
3位 orion
今なら どんな困難でさえも 愛して見せられるのに
TVアニメ「3月のライオン」(羽海野チカ 原作)の第二クールED曲としてタイアップ。
基本的にどの曲もそうなんですが、とにかくこの曲、「音」と米津玄師の「声」が合いすぎている。
愛する人への純粋な愛情を歌っている希望に満ちた曲のはずなのですが、聴いていて切なさがこみ上げるような、どこか悲しげで懐かしいような、そんな感情を呼び起こす一曲です。
4位 MAD HEAD LOVE
暗雲低迷 擦って揉んで こんがらがった脳で歌うたって
僕の中ではこの曲こそが「米津玄師」。
ズダダ↑ダダ↓(ドンッドンッドンッ)ダダッ!!ピタッ ス-ッズ↑ダダ↓ダダ↑ダダ↓ダッ(ドンッドンッドンッ)!!。みたいな。
ボーカロイド使用を前提に作ったような、とんでもないハイテンポと、色とりどりの機械音。
どうでしょう。「lemon」と聴き比べてみて下さい。
楽曲の引き出し何段あるんだよ。という感想を持つんじゃないでしょうか。
5位 LOSER
アイムアルーザー どうせだったら遠吠えだっていいだろう
CMタイアップ曲ですが、何より話題になったのは、MV上で一心不乱に踊る米津玄師の姿。
米津玄師は、普段ほとんど運動をしない人らしいんですけど、それにしては、踊り上手すぎじゃない。
また、曲調はアップテンポなダンスナンバーですが、歌詞の内容は世の中への諦めや反抗心というわりとネガティブな感情そのもの。謎のアンバランス感。
ちなみにカラオケで歌おうとすると、音数が多すぎて十中八九噛む。
6位 メトロノーム
今日がどんな日でも 何をしていようとも 僕はあなたを探してしまうだろう
テクニカルなことばっかしてると思えばこの王道感。やはり米津のファンは辞められねえ。
恋人との別れを題材に、二人のすれ違いをメトロノームに例えた歌詞は、とてもストレートでわかりやすく、多くの中高生の共感を呼びました。
僕は全然泣いてなんかないし、ヘビーローテーションしてなんかないよ。
7位 ドーナツホール
この胸に空いた穴が今 あなたを確かめるただ一つの証明
ニコニコ動画のボカロP「ハチ」名義の時に発表した作品なので、MVでは米津玄師自身ではなく、ボーカロイドが歌ったものしか公式には上がっていません。
最初は僕も「米津玄師が歌っているバージョン」をよく探したものですが、この動画のコメント欄に一つ、秀逸なコメントがありました。
「この曲は、GUMI(ボーカロイド)が歌っている状態が完成形だ。」
初めてこの曲を聴いた時、音のキャッチ―さにばかり心を奪われていたんですが、実は歌詞についても色々と考えさせられる名作でした。
[card2 id=1691 target=”_blank”]8位 フローライト
君が信じたことなんだから 僕にはそれで十分さ
米津玄師の楽曲の中では少し珍しく、優しさ、温かさが印象的な楽曲。
実はこの「フローライト」が、僕が初めて米津玄師を初めて知ったきっかけ。
曲調も上記の引用した歌詞「君が信じたことなんだから 僕にはそれで十分さ」が当時物凄く心に刺さった記憶があります。
なんにでも根拠や証拠を求める人間って、めんどくさいよね。(自分)
9位 灰色と青( +菅田将暉 )
朝日が昇る前の欠けた月を 君もどこかで見ているかな
とにかくノスタルジックな楽曲。歌詞のテーマも「青春時代」と「今」の対比となっています。
無邪気さや好奇心の象徴としての「青春時代」と、社会やルールとしての象徴としての「今」。
「青春時代」の輝きに想いを馳せるという、どちらかといえば後ろ向きで、それでいて一般的な感情を、菅田将輝と共に、印象的に歌い上げています。
また、特筆すべきはMVの完成度。菅田将輝の、さすがの演技力。
MVの終盤、ブランコに腰を掛け、空を見上げる時の表情は「今」への気だるい感情を想起させ、観ている人間の心に何かしらの感情を残すでしょう。
10位 アンビリーバーズ
それでも僕は 空を飛ぼうと 夢を見て 朝を繋いでいく
とにかくキャッチーなメロディーラインとポジティブな歌詞。
「orion」と同様に、米津玄師の歌声とメロディーがぴったりはまった名曲。
CMタイアップ曲だけあって、”米津玄師らしさ全開”というよりは、少しJ-POPよりの曲に仕上がっている。
まとめ:米津玄師の曲って本当に全部名曲。
この記事を書こうと思った当初、ランキングはトップ10どころかトップ30くらいにしようかと思ってました。
それくらい名曲揃い。でも一応主旨としては「初心者向け米津玄師」なので、トップ30にしてしまうと、「公式動画ほぼ全部じゃねーか覚えられねーよ」となってしまう為、泣く泣くトップ10に。
入れたい。本当は、砂の惑星もピースサインもviviもポッピンアパシーも。
というか、前提とか無視していつか追記して入れるかもしれない。
だって、本当に全部名曲なので。
ちなみに、「実は米津の曲を歌ったらモテるのでは?」と気付いた察しのいいあなたはこちらの記事もどうぞ。